「News23」で紹介されました。
- 2006.02.03
- メディア
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『リフォーム詐欺、メーカーに思わぬ影響』
2月1日、全国最大規模のリフォーム詐欺グループのトップが警視庁に逮捕されました。1年4ヶ月にも及んだ捜査はこれで一つの節目を迎えましたが、こうした悪質リフォームの影響は思わぬところにも及んでいます。
手作業で次々と組み立てられていく円形の器具。東京の住宅設備メーカー、アルトピアが開発した住宅用の床下換気扇です。
床下や天井裏の湿気を取り除く効果があるとして販売されていますが、この1年、売れ行きに異変が起きているのです。
「床下換気システムということで悪質業者のイメージを持たれてしまうようなお客様もいらっしゃるようで、その影響を受けて出荷台数も最近、低迷気味です」(株式会社アルトピア 鈴木 学 常務取締役)
メーカーを悩ませてきたその原因とは、住宅リフォームの詐欺事件です。地震が来ると危険などと不安をあおっては実際には不必要なリフォームを行う悪質な業者。その際、床下換気扇を取りつけることが多いため、製品自体のイメージが悪くなっているのです。
「悪質業者がいい加減な工事をするために、製品の持つイメージまでもが悪いイメージになってしまう」(株式会社アルトピア 鈴木 学 常務取締役)
そもそも、この床下換気扇、取りつけ方法さえ間違わなければ一定の効果があると、メーカー側は説明します。
「これを設置することによって、強制的に床下内部に通風を起こしますので、内部での結露やカビの発生が抑えられる」(株式会社アルトピア 鈴木 学 常務取締役)
住まいの安全への関心が高まる中起きたリフォーム詐欺事件。思わぬところに影響を及ぼしています。(03日18:02)